トップ | 主な取扱車種の説明 | レンジローバー 解説
1970年にデビューしたレンジローバーは、クロカン界の”ロールスロイス"とも呼べる存在。
一言で言えば、我々日本人の考えもしない部分に、とにかくこだわり貫いた造り。現代的なスタイリングに贅(ぜい)を尽くした内装。室内にはウォールナットが張られ、コノリー製の上質なレザーシートが奢られる。そして抜群のオフロード性能。
特に当店にてメインに扱う、1995年のフルモデルチェンジ(2代目)で、全車標準装備となった電子制御エアサスペンションの、粘り強く伸びのある動きは尋常ではない。
長年、英国王室御用達と言うのも頷ける。
心臓部となるエンジンには、V-8の4,0Lと4,6Lの2種類が用意され、いずれも伸びやかで、トルクが太く誰にでも扱い易く、タイミングベルトなどは使用されず、 金属性のチェーンを使用するなどとにかく丈夫。
頑丈で野太いフレームとも相まって、実に気持ちのよい乗り味だ。
それらは、世界中のどんな高級SUVにも見られない、レンジローバー特有のものである。
更に耐久性も極めて高く、デビュー以来30年以上経った今もクラシックレンジが現役、よく言う”車は10年・10万キロで終わり”も、レンジローバーには通用しない(勿論、メンテは必要)。
以降も、見た目は変わらずとも年々進化を続け、”信頼”の2文字を身につけて来た。その後、2002年のフルモデルチェンジでは、BMW X5の兄弟車とまで言われている。