トップ | 主な取扱車種の説明 | チェロキー 解説
チェロキーの歴史を書くと非常に長くなるので、ここでは2代目以降のチェロキーをご紹介します。1983年ジープワゴニアの伝統を受けながらも、驚くほどコンパクトなサイズで登場しました。日本登場は1984年になります。
1993年に、アメリカのメーカーとしては初の、右ハンドルモデルを導入。この手のアメリカン4駆としては、異例の異例の、300万円を切る価格設定のためか、日本で大ブレイクしました。この人気が今尚続いており、安価で楽しめる、アメリカン4駆の雰囲気たっぷり、シンプルで飽きがきません。
上級のグランドチェロキー同様、悪路走破性に優れ、その道を選ばない。搭載されるエンジンはこれまたシンプルで、直6の4.0L。
タイミングベルトなどは使用されず、金属性のチェーンを採用するなど、シンプルゆえに丈夫。頑丈なボディとも相まって、独特の乗り味が魅力の一つ。
上級グレードのLTDともなると、電動本革シートにウッドパネルが奢られ、外装では前後のバンパーや、オーバーフェンダーも、ボディ同色にペイントされ、まさに高級SUV。中でも1993年当時、僅かな期間のみ製造されていて、現在の玉数が非常に少ない、ベージュの本革シートを装備する上級LTDは、チェロキーの中でも唯一の内装色のため、貴重な存在となっている。独特の乗り味・Jeepライフをお楽しみ下さい。
登場以来年々改良が重ねられ、1994年終わりには、エアバックが装備されシートも大型化、1996年には、中身がより進化し信頼性も高まった。
その後1997年終わりに、フルモデルチェンジに近い変更を受け、ほぼ同じ形に見えるが、外板パネルやインテリアは一新され、振動・騒音性能や安全性、組みつけの精度が格段に向上した。それらは乗り比べて分かるほど。